ホカベン

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ホカベン
ジャンル 青年漫画
漫画
原作・原案など 中嶋博行(原作)
作画 カワラニサイ
出版社 講談社
掲載誌 イブニング
レーベル イブニングKC
発表期間 2003年 - 2006年
巻数 全6巻
小説:ホカベン ボクたちの正義
著者 中嶋博行
出版社 講談社
レーベル 講談社文庫
発売日 2008年6月
巻数 単巻
ドラマ:ホカベン
原作 中嶋博行、カワラニサイ
演出 佐久間紀佳
制作 日本テレビ
放送局 日本テレビ系列
放送期間 2008年4月16日 - 2008年6月18日
話数 全10話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画テレビドラマ
ポータル 漫画ドラマ

ホカベン』は、中嶋博行原作・カワラニサイ作画の漫画、またそれを原作としたテレビドラマ。

概要[編集]

新米弁護士が、少年犯罪虐待などさまざまな犯罪と立ち向かう。タイトルの『ホカベン』とは弁当のことではなく、"新米弁護士"のことを表す。

漫画は青年漫画雑誌『イブニング』(講談社)に2003年から2006年まで連載された。単行本は全6巻。また2008年6月には、原作を担当した中嶋博行が自ら書き下ろした小説が『ホカベン ボクたちの正義』のタイトルで講談社文庫から出版された。ドラマ版の1 - 2話に当たるエピソードが収録されている。

あらすじ[編集]

新人弁護士・堂本孝(ドラマ版では堂本灯)は司法修習を終えた後、法律相談所「エムザ」に入所し、プロボノセクションに配属された。そこで堂本は、そのセクションのリーダーで自身の教育係・杉崎と出会う。しかし依頼者からの相談を受ける中で、法律に背き虐げられた弱者の辛い現実や、「法律は弱者を守ってくれる」と考える堂本と、法律の限界を知り尽くし「弱者を守らないどころか殺せる武器」と考える杉崎との対立に直面する。それでも堂本は弱者を救うために、情熱だけで立ち向かう。

テレビドラマ[編集]

ホカベン
ジャンル テレビドラマ
原作 中嶋博行
カワラニサイ
脚本 阿相クミコ
浜田秀哉
丸茂周
演出 佐久間紀佳
池田健司
吉野洋
監修 中嶋博行(法律)
秦建日子(脚本)
出演者 キャストを参照
音楽 金子隆博
エンディング トータス松本涙をとどけて
製作
プロデューサー 山本由緒
小泉守(トータルメディアコミュニケーション)
制作 日本テレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2008年4月16日 - 6月18日
放送時間毎週水曜 22:00 - 22:54
放送枠水曜ドラマ (日本テレビ)
放送分54分
回数10
日本テレビ番組情報

特記事項:
初回は15分拡大(22:00 - 23:09)。
テンプレートを表示

2008年4月16日から6月18日まで、日本テレビの『水曜ドラマ』で毎週水曜22:00 - 22:54(JST、初回は23:09までの15分拡大版)に放送。原作とは異なり、主人公の弁護士は男性から女性に置き換えられており、日本テレビの連続ドラマは初主演となる上戸彩が主演を務めた。平均視聴率は8.21%。全篇通して1桁台にとどまった。

キャスト[編集]

ゲスト[編集]

第1話 - 第2話
第3話
第4話
第5話 - 第6話
第7話
第8話
第9話 - 第10話

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
1 4月16日 法は人を守らない! 弁護士の理想と現実 8.8%
2 4月23日 親子を救うたった一つの法律 9.3%
3 4月30日 少年法が守ろうとするもの 7.4%
4 5月7日 弁護ミスで告訴!? 借金男の罠 6.3%
5 5月14日 私が真相を暴く!! 少年死亡事故 7.8%
6 5月21日 いじめ殺人!? 少年の未来を救え 8.4%
7 5月28日 決意の凶悪犯弁護…大きな試練 8.4%
8 6月4日 母の笑顔を守れ! 医療ミス訴訟 7.0%
9 6月11日 弁護士を弁護! 私、辞めます 9.6%
最終話 6月18日 私は法律の正義を信じる 8.9%
日本テレビ系列 水曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
斉藤さん
(2008年1月9日 - 3月19日)
ホカベン
(2008年4月16日 - 6月18日)
正義の味方
(2008年7月9日 - 9月10日)

外部リンク[編集]